涙もろい一日


今日は幼児教室の仕事で、大御所の先生と話す機会がありました。


子どもたちと接する時のことについて、

「基本的にはね、子どもには何も教えなくていいの

間違っていたと思っても、直さなくてもいい。それよりも、

心の中に引き出しをいっぱい作ってあげて。

そうすれば後から順番に自分でわかってくるものよ」

という話をされていて、

「確かにそうだな、一つの問いに一つの答えというのは、

現実の世界にはないよな〜

見る角度、考え方によって、何通りにも変わるよな。

子どもの頃から世界を限定しないって大切だな」


私もそんな風に感じながら、フムフムとうなづいていました。


そんな流れの中で、先生が

「こちらがね、子どもたちから、学ぼうって思ったら、

子どもたちはね、本当にたくさん、たくさん、教えてくれるものよ」とおっしゃり、

「あ〜そうか、子どもってすごい存在だな」と思った瞬間、

なんだか、心の奥がプルプル震えて

ジンワリと涙が出そうになりました。


本当はたくさん伝えてきてくれているのに、

その多くは、大人の都合で気づかれないままになっているのでしょう。


その後、教室のレッスンが始まりました。

小さなおイスにずらりと並んだ、

8人の1歳ほやほやの子どもたち。


「どの子もみんな、大人に何かを教えてくれているんだな。」

そう思いながら、全く純粋なキラキラの瞳を見ていると

またもや泣きそうになって

涙を堪えるのに必死でした。(先生が急に泣き出したら、謎すぎますね)


なんと涙もろい一日・・・(笑)


「子供からいろんなことが学べるんですね〜」という私の言葉に

大御所の先生は

「自分の子どももおんなじよ!!」と。


本当におっしゃる通り。

子どもは自分の内側の心の鏡。

そう思うと、我が子から学べることが一番多いのかもしれません。


生意気発言、連発の息子から、

今日もいっぱい学ぶぞ。と心を入れ替えたのでした。



🎼本当の音色

ありのままの自分を認めて 本当の音色を自由に奏でる世界へ

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