アメリカに行ってきました②

やっとの思いでたどり着いた

アメリカ・ワシントンDC。

スケジュールの変更により、

タイトな日程になりました。


翌日:モルモン教会にて公演


翌々日:

午前 ユニオンステーションにて公演

午後 日系アメリカ人のお話を聴く会

   日本大使公邸にて公演


その間に、リハーサルが行われる

と行った具合で、

すぐに演奏モードに切り替えて

動き出す様な状況でした。


翌11日はモルモン教会の

ホールで演奏会。 

アメリカで初の演奏になります。


歓迎ムードで出迎えられ、

旅の疲れが一気に吹き飛びました。


 印象的だったのは、
日本とアメリカ、

両国の国歌を歌った時、

 会場の人たちが指示もないのに

自然と立ち上がってくれたこと。 


お互いの国に対する敬意の表れを感じ、深く感動しました。 

こうした相手を尊重する心が、 

人と人をプラスに結びつけてくれるのかもしれません。

(モルモン教会での演奏)


翌12日の午前中はワシントン・ユニオン駅での演奏でした。

ここは、日本で言うところの

東京駅の様な大きな駅。


1908年に完成した

格調高い駅舎で知られ、

ワシントンの名所の一つとなっていると言うことでした。

メインホールは広々として、

本当に駅なの?と言うぐらいに美しい空間でした。


実は、この場所での演奏は、

本番直前に決まったもので、

正直なところ、

「駅で歌うの、恥ずかしい〜」と

思っていました。

ストリートミュージシャンに

いきなりなる様なものです。

心の準備がまだ・・・


けれども、これが合唱の強みなのかもしれません。

いつものメンバーに囲まれて

そこに立つ時、

恥ずかしさは消え去り、安心感の中で

気持ちよく声を出すことができました。


アカペラでの演奏。

ホールに歌声が響き渡ります。


一つ一つの音色が、

ホール全体に共鳴して

身に染み込んでいく様な気持ち良さを感じていました。


通りすがりの人たちが足を止めて歌を聴いてくれました。


最後にはあたたかい拍手までもらい、遠い国の見知らぬ誰かと、

歌を通じて交流できる喜びが

湧き上がってきました。


自分の中にある枠を飛び越えて、

どんなことでもやってみると、

違う世界が開けるものだなと言うことを知る経験となった様に思います。


一人でストリートミュージシャンはできないけど、

合唱団としてなら、どこにでもいけそう(笑)

そんな気持ちになりました。



いよいよ、この日の午後から

今回の旅のクライマックス!



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