アメリカに行ってきました①

9月9日から一週間、アメリカワシントンD.C.へ行ってきました。

以前から所属している合唱団の演奏会。


想像以上に濃密な時間となり、

帰国した今は、時差ぼけで、

予定を入れないでおいた今日1日は、

半分以上寝て過ごしてしましました。


まだ、頭がボーとしている中で、

フツフツと湧き上がってきた想いをまとめてみようと思います。


この旅は、思いもよらないことから始まりました。

台風直撃の影響で、予定していた飛行機が欠航。

合唱団員の大多数が足止めとなり、

一時は、演奏会自体、開催できないのではないかというほどのピンチな状況でした。

諦めてしまってもおかしくないような状況で、

空港にいたメンバー全員が、

「何としてでもワシントンに行く」と、

最後まで、最善の道を探りました。


そのパワーがすごかった。 


全員がコミットした時の結束力とは

こんなに力強いものなのかと感じました。

一人一人、できることを最大限にしている様な状況が生まれました。


交渉をする人、
他の経路を検索する人、
他のメンバーと連絡をする人、
励ましの言葉をかけ続ける人、

私はといえば、

「どうかお願いします」という熱い気持ちを送り続けていました(笑)


きっと、一人ではここまで気持ちをつなぐことができなかったかも。


「みんなの本気度を感じたよ」と

撮影係として同行した夫が

表現したように、

おそらく、ピンチな状況になって

更により一層、

メンバーの本気度が急上昇したように感じます。


出発予定日だったその日は、

翌日の予定も立たないまま、

陸の孤島となった

成田空港で一晩を過ごします。


この時点では、翌々日のフライトの予約が何とかできた状況でした。


なるようにしかならない、

そんな気持ちと、

何とかなってほしいという、

祈るような気持ち。


空港では寝袋や水、

クラッカーが配られました。

こんな時に素早く対応してくれる

日本社会のありがたさを感じつつ、


普通の通路に横になるという、

これまでの概念では 

ありえない経験をしながら

一夜を過ごしました。

(機内様に準備していたアイマスク、マスク、枕が役立ちました。爆睡している息子の逞しさにビックリ。子供って柔軟!)


翌日のフライトは満席で、キャンセルが出れば飛行機に乗れる状況でした。


メンバーの思いが通じたのか、

朝なって確認したところ、

何と30人近い団員全員が

翌日の飛行機に搭乗できることに。

想像以上に、キャンセルがたくさん出た様です。


これでアメリカに行ける。

そのありがたさが、一層身に染みて感じられたのでした。




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