夏休みと子供
夏休み、息子と過ごす時間が増えています。
朝っぱらから、iPadを片時も離さず、サッカーゲームに熱中する我が子。
こんな時は決まって親心がワサワサうずき出すのです。
こんなゲームばっかりやって、目が悪くなってもしらないからねー。
と思いつつ、
ふと自分の中に
「こうあらねばならない」という
子供のイメージがある事に気がつきました。
夏休み
子供は朝早くから元気にラジオ体操に行き、
夕方近くまで
川や野原で虫を撮ったり
釣りをしたりして遊び、
真っ黒に日焼けしている…
これが私の中にある
子供のあるべき姿で(笑)
子供らしくもっと外で遊びなさい!と
お尻を叩きたくなるのです。
でも、よく考えれば
今時、しかも東京の住宅街に
そんな子供、見かけたことがありません。
実は東京だけでなく、
全国的にも言えることらしく、
息子の読んでいる
朝日小学生新聞にも
八割の子供が外遊びをしていないという調査結果が載っていて、
リアルにその現実を感じたのでした。
もはや
外で元気に遊ぶのは
子供らしい姿ではないのかもしれません。
そもそも
「子供らしさ」とはいつの間にか
大人が作り出したもので、
画一的なもの。
そして時代によって
移り変わっていくものです。
それよりも
「あなたらしさ」を
見てあげた方が、
よっぽどスムーズに
子供との関係が築けるように思います。
もちろん、
外で思い切り身体を動かして、
自然と沢山触れ合って欲しいという
気持ちは変わらないし、
その大切さを
身にしみて感じるけれど、
こうあらねばならないという枠は
これを機に取り外し、
子供と向き合って行こうと思ったのでした。
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