勉強が嫌いと言った息子に母さんは➁

前回からの続きです。
息子が中学受験をすることになり
葛藤の毎日だったと言うことを書きました。

けれど最近、
塾に対する気持ちが
息子も私も急変しています。

そのきっかけとなったのが、

私の立ち位置を決めた

と言う出来事でした。

全てを把握した上で見守る

と言う立ち位置をとりあえず目指してみようと思ったのです。

ここに立つと
まず声かけが変わりました。

これまでは
「宿題の何ページから何ページはやった方がいいよ」とか
「今日はテスト直しをしようか」とか、
もちろん押し付けているつもりもなかったけれど
やる事を私が決めているような状態でした。

そこから
「今日は何時から始める予定?」
「計画はどんな感じにしてるの?」
と何をするのかは
あなたの自由だけど、
どんな予定でいるの?
と確認する程度の気持ちで
声をかけるようになりました。

そう聞かれると息子は
「今日は8時からやる。
何ページまでやって、
明日学校が早く終わるから
その後続きをやるつもりだよ」と
彼なりの計画を教えてくれます。

その計画を聞いたら、
そうなんだ〜というのみ。

以前だったら、
「このペースで終わるのかな
もっと復習の時間、
増やした方が良いんじゃない」とか
思ってたけど、

あくまで確認と見守りのみ

で良いとしたのです。

息子がゲームに夢中になっていたら
8時になったよと
声をかけるぐらいです。

そもそも
自分が子供の頃、
勉強や宿題の事を親に指示されて
気持ちよくやれたということは
なかったなと思い出しました。

逆に 
自分でやりたいと思ったら
いくらでも集中できるし、
落ち着いて取り組めた気がします。

私の立ち位置を決めた事で、
子供目線の見方も感じるように
なりました。

そんなやり取りを繰り返すうち、

息子は自分のペースで
勉強ができるようになり、
やらされているという感覚がなく、
スッキリとした表情で 
机に向かうようになりました。

そもそも
学ぶということは
楽しいことなのです。

特に息子は社会が好きで
趣味みたいだと話しています。

冷凍庫で生卵を凍らせ、
中身が拡大して殻が破れていた時も、
液体から固体になって、
体積が増えたんだね!と
習ったことの知識と結びつけて
ワクワクしていました。

そんな楽しさを増やしていけたら良いねと見守っています。


それからもう一つ
頻繁に行われるテストについても
位置づけが変化しました。
テストっていろんな使い方が
できるんです。

また時間を見つけてシェアします!






🎼本当の音色

ありのままの自分を認めて 本当の音色を自由に奏でる世界へ

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