それは子どもの習性だから
何故子供は
親が喜んでいる顔を見るのが嬉しいのでしょうか?
親を安心させたいとか、
幸せであってほしいと思うのでしょうか。
大人になってからも、
親の元気がなくなると
気分が落ち込む私がいます。
子供の頃から
変わらないよなぁ〜と思います。
そういえば
息子にも、以前
ママが笑顔だと嬉しいと
言われたことがありました。
そんな可愛いことを
言ってくれる時代もあったのです(笑)
どうして息子はそう思ったのか、
とりあえず身近な子供代表として
意見を聞いてみたくなりました。
はじめは、
分からないー。
と言っていた息子。
少し考えて
「それが子供の習性だから」と
教えてくれました。
それを聞いた時、
ストンと腑に落ちたような気がしました。
絶対的に満たされた
母親の身体から
切り離され、
この世に生まれ出た瞬間から、
多かれ少なかれ
私たちはどこか不安を感じています。
それをバーストラウマと言います。
だからこそ、子供は
安全基地を求めていて、
その多くが母親であったりします。
安全基地である母親も人間ですから、
完璧に安全を提供できるわけではなく、
しばしば子供は
満たされない気持ちになることもあるでしょう。
けれども子供は
親が安全基地として
機能してくれることを望んでいるように思います。
だから
ママが笑顔だと
安全安心が保証され、
逆に
落ち込んでいたり
怒っていたりすると、
子供の
安全安心も揺らぐ。
これはもう
分離感から生まれた不安を解消する為に
親を心の安全基地と定めた子供の
避けられない習性と言ってもいいのかもしれません。
ずいぶん大人になっても
潜在的には
バーストラウマは影響していて、
親が不安定になると
自分も揺らぐという現象が
起きうるのかもしれないなぁと思いました。
しばらくこの感覚と
向き合ってみようと思います。
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