気づかないほど小さな感情の波

今日は何だかそういう日でした。

いつもながら何となく
気づかないほど小さな感情の波に意識を向けてみようと思ったのです。

喜びや嬉しさなど、ポジティブな感情は割と意識しやすいし、感じやすいものです。
ところが、
不安や悲しみ、怒りなどの感情は大きくなれば感じざるおえないのですが、
小さく揺れている時は、意外と気づかないもののようです。

一人で何かを待っている時、
家事をしている時、
電車に乗っている時、
何かのきっかけで不安な感情が揺れ動くと、感じ切るよりも前に、
それを抑えるため、
思考が働いているなということに気がつきました。
思わず携帯をいじりたくなるのも、
揺れ動く感情から目を背けたかったのかもしれません。

きょう、
お昼ご飯の準備をしている時に、
何だか不安感が出てきた後、
微かに怒りが込み上げていることに気づきました。
この不安は、

夫はこれだけの昼食では、不満に感じるに違いない!

という私の固定観念からきていました。

そうなると、いつもなら、
もう何品か考えて作り出そうとするのですが、

今日は

あームカつく!!と呟いていました(笑)

のんびりパソコンをいじっていた夫は

一体全体どうしたんだと
それはもう、驚きを隠せない様子です。

と言うわけで
自分の中にある不安を
正直に伝えてみたのでした。

結局のところそれは
私の中で作られた記憶に過ぎませんでした。
このメニューで十分と夫は思っていたのです。

夫からは変にイライラされるより、
伝えてくれた方がよっぽど良いと言われました。

確かにその通りですね。

でも多分
感情を感じて伝えるよりも前に

不安をなんとか乗り越えるために
思考をはじめてしまうのが
いつものパターンだったのです。

感情を適切に感じていたら、
これだけのメニューで十分かと夫に聞くこともできたでしょうし、
もっと食べたいなら、 何か買ってきてもらうこともできたでしょう。

感情について
知識では知っていたけど、
実際は
こういう状態なのかと
実感できた一コマでした。

思考依存型から、感情察知型へ

これで少しは移行できるような
気がしてきました。

もう少し意識的に続けてみようと思います。




🎼本当の音色

ありのままの自分を認めて 本当の音色を自由に奏でる世界へ

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