子供全員が伸び伸びとサッカーをしていた理由
昨日は息子のサッカーの試合でした。
あいにくコーチがインフルエンザでお休みになってしまったため、
代理で選手のパパがコーチをすることに。
このチームは熱心なパパが多く、今回コーチを代理で任された方も、いつも練習や試合を見てこられていて、選手のことをよく分かっている方でした。
対戦相手は一年を通して一勝一敗。実力はうちのチームと互角か少し相手が上回るかなという感じでした。
ところが、
蓋を開けてみると
2勝0敗。得点も5-1と圧勝だったのです。
どうしてこうした結果が得られたのでしょうか?
一緒に応援していたママたちと話してみると、
一人一人が本当に伸び伸びとプレーしていた
とみな感じていた様です。
私も見ていて、みんな生き生きしていて、やる気に満ちていて、輝いているなぁと思いました。それぞれの持ち味が発揮されている感じです。
いつものコーチもステキなコーチですが、今回は代理のパパコーチが本当に素晴らしかった様に思います。
それは試合中の声かけです。
〇〇君、今のプレーは最高だった!
〇〇君、今の〇〇は良かったよ!
とそれぞれ良い動きをする度にその都度褒めていました。
改善点した方が良いプレーについては、
もう少し〇〇してみよう。
〇〇したらもっと良くなるよ。
など、こちらも具体的に、
前向きに伝えている様に受け取れました。
改善する点をすぐには理解していない様な反応を子供がしたら、ベンチに戻して、具体的にまた伝える。という丁寧さ。
それには、見ていて心がジーンとする程でした。
子供達へのメッセージはいつものコーチと同じ内容なのに、子供の反応が全然違うように見えました。
それは、子供に不安や恐れがなく、チャレンジしようという気持ち、自信が生まれていたのです。
息子にも今回の試合はどうだった?と聞いてみると、勝てたこともあってとても満足している様でした。
そしてパパコーチの声かけが嬉しかったそうです。
「褒められると嬉しい?」と聞くと、
「いつも嬉しいとうわけではない。
自分も良くできたと思った瞬間に、そのことを褒められると嬉しい。ただ励まそうと思って褒められるのは嬉しくない」と率直なご意見。
なるほど〜
具体的に本人がやったぞ!と思っていることを認められると子供は嬉しく、更にそれは次へのエネルギーになるんだなぁ。
ということを学んだのでした。
ただ闇雲に褒めるのは、息子によるとあまり効果はなさそうです。
褒めた上で、改善点も次につながる形で声かけしてあげるのが良さそうだなと思いました。
子供を伸ばす声かけの仕方。
声かけ一つで、ここまで変わるなんて
驚きです。
子供への素晴らしいアプローチの仕方を目の当たりにした後、
家に帰って
その方法を息子の塾のテスト直しにも応用してみました。
すると、興味深い反応が(笑)
これはまた別の記事にまとめたいと思っています。
0コメント