人生への肯定感
パンドラの箱を開け、インナーチャイルドを見つける経験をしてからも、
手術後の後遺症のように、
しばらくは心の痛みが、
現れては消え、現れては消え、
果てしない気がしながらも
とりあえず、ひたすら丁寧に向き合うことを続けていました。
するとふと、
これまでの人生に対する肯定的な気持ちが生まれてきました。
まるでオセロの駒が一気にひっくり返ったように、一点の曇りもなく、すべてが肯定的にとらえられる瞬間がありました。
今まで、自分は生きたいように生きている、幸せだと思っていました。
辛いことも時にはあるけれど、
まあ、人生そんなものだろうと。
けれども、心の本当に深い部分では、それを認めていませでした。
とらえれないほど奥の方に眠っていた
大きな傷が疼いていました。
2歳の時のその傷は、想像以上に、
私のこれまでの人生に影響を与え続けていた様です。
思い返せば、失恋だけではありませんでした。
度々同じような出来事を引き寄せ、感じ切らない感情が溜まりに溜まっていた様に思います。
今回気づいたインナーチャイルドが、これですべて癒されたのか、正直分かりません。
それに、まだ他の心の傷もどこかで疼いているのかもしれません。
でも今は、本当に心から
この12年間に起きたあらゆる出来事が肯定的にとらえられます。
お腹の底から、これでオーケーという感覚があります。
もしかしたら、傷が原因となって積み重なっていた、作られた記憶や固着化した感情が、少しは取り除かれたのかもしれません。
夫にも今朝、なんだか軽い感じになったねと言われ、驚きました。
今回のパンドラの箱を開ける作業は、新しい12年間を迎えるにあたり、大きな締めくくり作業だった様に感じています。
今は違う次元に生きている感じ(笑)
次の12年間が楽しみです!
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