どしゃ降りの後に

今日は午後から雲行きがあやしいな〜と思ってたところ、

案の定、土砂降りの雨になりました。

「バケツの水をひっくり返したような」という表現がぴったりの

激しい雨になりました。

そう言えば小さい頃、

真夏の夕方にやってくる

夕立が好きでした。

入道雲がもくもくと立ち上る姿を見て、

今日も夕立が来るのだろうと、楽しみにしていたものでした。

それは、

真っ暗な空に、雷がドンドン鳴って、

雨がザーザー降った後に

スッキリとした清らかな空気と

優しい夕暮れが広がるから。

山々から木霊する、ヒグラシの声が好きでした。

夕立の後に、遠くから流れてくる

冷んやりとした風が

どれだけ気持ちよかったことでしょう。

どんなに土砂降りでも、

どんなに空が真っ暗で雷がなっていても、

いつかは止むことが分かっているから

怖くはありませんでした。

ふと、そんなことを思い出しながら、

人の心も同じかもしれないと感じました。

激しい感情が出てきた時、

何か問題にぶつかって不安になった時

落ち込んで心が真っ暗になった時、

それはある意味で、

今まで感じないで心に溜め込んでいた

否定的な感情や思いのカタマリが、

乗り越えられる時期が来たから、

向き合えるタイミングだから、

顔を出しているのかもしれないと思うのです。

あるいは、

もう溜め込むのは無理だと、

溢れてきている場合もあるでしょう。

自己否定感、固定観念、不安恐れ不満、罪悪感、・・・

原因はいつも、自分の心の中にあるようです。

怖がらず、丁寧に向き合い続ければ、いつかは過ぎ去ります。

それは、

心と向き合うこと、

心を感じること、

心を言葉にしてみること。

そうして過ぎ去った後は、

これまでにないほどに心の奥が癒されると同時に、

何か大きな気づきがあるものです。

必ず過ぎ去るものだと分かっているから、

涙がたくさん流れて辛い感情が出てきても、

もう一人の私は、

よしよし、いい感じだぞと思っていたりするのです（笑）

それほどまでに、

日々起きている出来事は、

全て必要なことなのかもしれません。

ただ、心の場合は、

できれば土砂降りの前に

なんとかしておきたいものですね（笑）

心のお掃除に

ヒーリングおすすめです。