【ママになったあなたへ】お産に備える身体
お産を迎えるにあたり、
口を酸っぱくして言われたことは
「とにかくよく身体を動かしなさい」ということ。
現代生活を送っている私たちの体は、
昔の人から比べるとかなり貧弱なものになってしまっているということでしょう。
ほんの数十年前、亡くなった祖母の時代は、
電車や車も日常使いではなかったらしく、
隣の町へ用事を済ませるために、1日かけて歩いていたというのですから、
私たちがいかに歩かなくなってしまったかを感じます。
それでも吉村先生の口から飛び出してきた数字に
「え!まじですか」と抵抗してしまったのは、
・1日に3時間歩く
・300回のスクワット
という、私の想像を遥かに超える運動量だったからです。
スクワットなんて多分10回もできなかったし、
そもそも
やったことがありませんでした。
この運動量の目的は、
「骨や筋肉が強くなり、関節が柔軟になり、産むのが楽になる」から。
とりあえず、
朝と夕方に家族と一緒に散歩したり、
家事の合間にスクワットをしたり、
できる限り目標の数値に到達すべく、体力作りに励みました。
ですが、
身体を動かすことだけが目的になると、
ちょっと修行のような感じになってしまいます。
何事も楽しんでやることが長続きする秘訣!
私がとても楽しいなと思ったのは
吉村医院主催の妊婦ピクニックに参加したこと。
ピクニックとはいえ、
結構な坂が続く山道を
早歩きで登り、
頂上でおにぎりを食べて帰ってきたことを覚えています。
自然の中で身体を動かす心地よさは、
妊娠していなくてもしていても変わりません。
仲間の妊婦さんと
おしゃべりを楽しみながら歩く時間は
心も解放してくれました。
また、
予定日までの1ヶ月間は、吉村医院の近くにある
「古家」と呼ばれる場所に通いました。
築400年以上という古民家で
薪割りをしたり、
ぬか袋で木の壁を拭いたり、(これらは全てスクワットの動き)
薪で炊いた美味しいご飯を頂いたり、
妊婦さんたちとおしゃべりとしたり、
とても穏やかな時間を過ごしました。
自然の中で
よく身体を動かし、
質の良いものをいただき、
リラックスして過ごすだけで、
女性が本来持っている
生命力「産む力」はむくむくと高まるのだと思います。
実際、スクワット300回なんて絶対無理な
未知の世界だったのに、
毎日続けていくと
難なくこなせるようになっていましたよ。
薪割りだって、お手のもの(笑)
さらに、身体を動かすことで
適度な刺激がお腹の赤ちゃんにも伝わり、
赤ちゃんの「生まれる力」も育まれるようです。
継続は力。
あなたも是非、
自然を感じながら身体を動かす時間を
マタニティーライフの一部に加えてみてください。
続けることで身体が変わっていきます。
「楽しみながら」ということをお忘れなく。
本当にオススメです。
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