ママはいったいどっちなの?と聞かれた件
夕方、サッカー帰り道、息子は、何だか不機嫌そうにしていました。
どうしたの?
と聞くと
サッカーの練習中、ある子がみんなにカードをプレゼントしていたのに、自分だけ貰えなくて悔しかったとのことでした。
カードぐらい欲しかったら自分で買えば良いじゃん。そんな事でショック受けてたらキリないし、バカみたいだよ。
と言うと、
息子は少し、それもそうだと思った様子でした。
帰りにご近所のスーパーに寄って、
元気を出すためにアイスクリームを買いました。
アイスクリームを食べても何となく元気のない息子に、
いっぱい感情が出てきているなら、
今思いっきり感じた方が良いかもね。といいました。感情は溜めない方が良いんだよと。
その時息子が、
ママ、さっきはそんなに落ち込んでバカみたいっていったじゃないか。
一体どっちなの?と聞いてきました。
あ、確かにさっきバカみたいって言ったよね。
息子の言葉に、
私自身、いつも頭で切り替えて、
感情を感じないようにしてきたんだ、ということを再認識させられました。
本当は感情をしっかり見る方が先で、感情を認めつつ、
思考を前向きに切り替えた方が、
後に引きずらないように思います。
抑えた感情は、後で爆発するか、
心の重りになって
残ったままになってしまうからです。
さて、息子に指摘されて
とりあえずは感情をしっかり感じた方が良いと伝えました。
どの辺りがムカムカする?
それとも、ぎゅーっと締め付けられる?
その感情はどんな形で、
色に例えるなら何色?
などなど、感じるための質問をして、
しばらくすると、
息子は
何事もなかったように
ご飯をモリモリ食べ
お風呂に入って
寝てしまいました。
たくさん感じて
すっきりしたのでしょうか?
数日後、
仲間はずれにしてきたお友達のことを聞くと、
これまた何事もなかったように
仲良くしている様子で
安心したのでした。
何はともあれ
息子に指摘されたことをきっかけに
自分の心の癖を注意深く直していこうと思います。
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