子供にかける言葉
息子は朝日小学生新聞を愛読しています。簡単でわかりやすく、今の世の中のことをサラッと、軽く理解できるので、実は私も愛読するようになりました。
昨日は いわさきちひろさん生誕100年の記事が載っていました。
息子の松本猛さんを深く愛し、絵のモデルにもしていました。一緒に庭に出ては「雨の日は葉っぱの色が、晴れの日とちがうでしょ」、オオイヌノフグリの花を見て「こんなに小さいのに(つくりが)よくできているね」などと、猛さんに語りかけてくれたそうです。(朝日小学生新聞より)
幼児期は、頭で理解することよりも、感覚で世界を感じる、感性が育つ時期です。微妙な色合い、大きい、小さい、重い、軽いなど、五感をフルに働かせ、生まれ出たばかりの世界を感じ取っています。それが大人になった時、世界をどう認識するかという土台づくりにもなっていると言えます。
ちひろさんの細やかな言葉がけは、きっと子供の心に驚きや好奇心を芽生えさせ、世界を見る目を広げてくれたのだろうなぁとしみじみ感じました。
息子の猛さんは、子供の頃はお母さんのことをめちゃくちゃ好きだったと記事にありました。優しい言葉で世界を伝えてくれるお母さんは、とても魅力的な存在に見えたことだろうなと思います。
そもそも子供はみんな、お母さんのことがめちゃくちゃ好きなんですよね。
こんなことも、教室に来るお母さん達にお伝えしていきたいなと思いました。
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