非言語のやりとり

幼児教室では様々な課題に親子で取り組みます。指先を使った働きかけであるひも通しやパズル、積み木などです。
課題の狙い通りに取り組んでいるお子さんもいますが、なかなか興味が持てず悪戦苦闘しているお母さんの姿によく出会います。
そんな時、私が促すと興味を持ってくれることがあります。「先生が来るとちゃんと取り組んでくれます」お母さんに言われて、なぜだろうと疑問に思いました。
よく見ればお母さんはお子さんに興味を持たせるように、工夫して促しているのです。けれどもなかなか思うようになっていないようです。
うちでも同じような現象があることに気が付きました。小4息子の塾の宿題を見ている時です。私が問題の説明をしようとすると、だんだんと嫌な顔します。もうママの話は聞きたくないといった様子です。こんなに一生懸命教えているのにと腹が立ってきますが、冷静になってその時の自分の意識に目を向けてみると(こんな問題も解けなくて情けない)といった考えや、(何とかして問題を解くための力をつけさせないといけない)といった思いなど、非言語の感情が動いていることに気がつきました。他人の子供に接する時はそういった感情はなく純粋に楽しむと言う姿勢で向かえるのですが、我が子となるとそうはいかないのかもしれません。
子供はそれを敏感に捉えているのでしょうか。
純粋に楽しむと言う気持ちを自分の中でも意識してみようと思います。

🎼本当の音色

ありのままの自分を認めて 本当の音色を自由に奏でる世界へ

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