【子育て相談室】子どものこだわりに手を焼いています

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 このコラムでは、子育てに対する様々なモヤモヤを 解決するためのヒントを紹介しています。

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昨日は個人セッションの日でした。 

そこで、お子さんのお洋服に対するこだわりが強くて 

毎日手を焼いているという話になりました。 


「だいぶ涼しくなってきていて、長袖を着せてあげたいのだけれど、 

半袖のお洋服しか着ない。しかも、首回りの形がタートルネックでも 

ブカブカしてても嫌だと言って絶対着ないんです。」 


お子さんは4歳の女の子。

保育園に行く前の慌ただしい時間に、 

ママと着る着ないの押し問答をしているということでした。


 もしかしたら、あなたもそんな経験があるかもしれませんね。


 そんな時、ふと見つめて欲しいのは
お子さんのことではなく、

まずはあなた自身の心の状態です。


 見つめ方のステップとしては


1あなたとお子さんの心の距離を(イメージで)離してみる  


2あなた自身の心の状態を感じてみる 


3お子さんの心を状態を客観的に見てみる


 とシンプルにこんな感じです。 


まずはごちゃごちゃになっているお互いの心の状態を切り離して

感じてみることが大切なポイントです!


あなた自身の心は、 

「寒いのに半袖だったら風邪をひいてしまうから不安」という感情や 

「寒くなったら長袖を着るのが常識」という固定観念、 

「他人から見たらきちんとしていない母親に見られる」という気持ちが 

隠されているかもしれませんね。 

そこをしっかり受け止めた上で、

これらは
お子さんの心とは別だということを認識しましょう。

 

その上で、今度は
お子さんのことを見てみます。

 今は着心地に繊細な時期で、

首回りの微妙な違いに
すごく違和感を感じて、

本当に気持ち悪くて仕方ないのかもしれません。 

それに、お子さんは体温が高いので、

大人が思っている以上に
寒さに強いものです。

長袖だと、暑いのかもしれませんね。


 こんな風にお互いの状況を丁寧にみることができたら、

 なるべく体にあったお洋服を着せてあげて(それが毎度同じ服でも!)


 寒いと感じたら、長袖があるから言ってねと声をかけてあげる 、

心のゆとりが出てくるのではないでしょうか? 


 もし「もうお手上げ!」という場面に出くわしたら、 

是非、一歩後ろに下がって、 

3ステップを試してみてくださいね。     

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