野菜と向き合う
久しぶりに料理教室に参加してきました。友達のお姉さんがされている教室。まえから行きたいなあと思っていいて、今回はタイミングがピッタリとあいました。
料理教室に参加するというのに
エプロンも三角巾も忘れ
ふらりと現れた私。
さすがにマズイと思って
慌てているところを
大丈夫ですよ
と温かく迎えて下さり
先生のエプロンをお借りしての
スタートでした。
その溢れる優しさに触れただけで
来て良かったー。
と思えたのでした。
このお料理教室では
重ね煮
を習います。
実は10年ぐらい前に離乳食を作っていた時に
たまたま手にしたのが重ね煮の本で
簡単美味しく、便利だなぁと
しばらくはまっていたことがありました。
でもやっぱり
教わることは
得るものが大きい。
重ね煮に対して新しい発見がいっぱいでした。
特に面白かったのは
野菜との向き合い方。
それは、野菜を切る時の姿勢からです。
まな板の前の立ち方から始まり
包丁の動かし方、野菜を切る方向など、
一つ一つを丁寧に教わって行きました。
教わった通りにやってみると、
ただ、玉ねぎや人参、椎茸を薄く切っているだけなのに、
不思議と心が静まり
瞑想をしている時の感覚に近いような気がしました。
ヨガでは、なにかを無心になって行う修行を三昧と言いますが、
料理を通じて
野菜という命に向き合うことは
その三昧の一つなのかもしれないなと思いました。
瞑想で姿勢や呼吸が大切なように、
野菜と向き合う時も
姿勢と呼吸、包丁の動かし方から生まれるリズムが大切なのかもしれません。
とにかく
教わった通りにやった方が、
スムーズに切れるし、
体も疲れないので、
大きな発見でした。
身体の使い方って大切なんですね♪
味付けはお塩のみ。
それでもお野菜から驚くほどの旨味が出るのです。
うちに帰ってから
いろんなお野菜を重ねてみましたが
単に蒸し煮にするよりも断然美味しく感じます。
たくさんのお野菜が食べられるので、
とってもヘルシー!
しばらく我が家は
重ね煮尽くしになりそうです(笑)
今回教わった先生
三原直子さん
食のこと、お野菜のこと、
身体のこと、本当に詳しく良くご存知です。
お人柄も素敵でした〜♪
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